十三駅前西商店街、通称”波平通り”、建物的には「大衆酒蔵丸勝」さんの2階?にある熊本の郷土料理や創作料理が楽しめる居酒屋「くまもと和牛と創作料理シエテ」さんに突撃してきたので今回はそのレポートとなります。
お店自体は「 大衆酒蔵丸勝」 さんの横にある階段を上がり、2階に上がった所にあるお店です。入口が細めなので駅前にありながらも少し穴場というか隠れスポット的な要素があります。駅近ながらも知る人ぞ知る!みたいな要素は好きな人は好きですよね。
お店はカウンターとテーブル席が3つ。ただし、後から来たお客さんが更にカウンターの奥のほうへ案内されていったので、奥のほうにも席があるのかと思います。
ドリンクは全品380円ととってもリーズナブル。フードメニューは十三の糞安いお店に行きなれてると感覚がマヒしてしまいますが、高くもなく安くもなく…一般的な居酒屋の水準ではないかと思われます。
メニューの数は、レギュラーメニュー+その日?のメニューの構成で、店内にも沢山のメニューが貼り付けられているので、少なくて食べるものがない!という風にはならないんじゃないかと思います。
お通しはゴボウの天ぷら。ゴボゴボしてて大変おいしゅうございました。揚げパスタだのモヤシナムルみたいなの出されるよりはよっぽど美味しくて素敵です。
お店がくまもとの郷土料理推しなので…というかそれを知ってて狙っていったので、郷土料理的なものを中心に頼もうという事でいくつかのフードを注文しました。今回注文したフードメニューに関しては、下記より簡単に紹介させて頂きたいと思います。
熊本地方を中心に食べられている郷土料理です。一文字(人文字)という野菜をぐるぐる巻く事から「一文字グルグル」という名前がついた料理だそうで、酢味噌に付けて頂くのが一般的ではないかと思われます。ぬたやワケギに似た食感なので、ぬた和えを想像してもらえればイメージが沸くのではないでしょうか。さっぱりした食感でヘルシーな料理です。
郷土名物ですね。甘めのお味噌汁が身体を温めてくれる一品じゃないかと思います。大分県や熊本県の郷土料理として知られ、「だご汁」と呼ぶこともある汁物料理です。小麦粉を練ってちぎった平らな団子または麺状の具と、具沢山の野菜で構成されており基本的に嫌いな人はいないんじゃないかという日本人が大好きな味に仕上がっていました。
レンコンの穴にからしを詰めて揚げるという最初に考えた人の発想凄いなといわざるを得ない素敵な料理。シエテさんの辛子蓮根は、そんな従来の辛子蓮根とは一風変わった形で調理されており、からしのはさみ揚げみたいな感じになっており、それをマヨネーズで食べるという創作要素も含んだお料理で提供されていました。マヨネーズがからしの辛さを中和し、素敵なハーモニーが生まれていたんじゃないかと思います。
せっかくなのでという事で馬刺しも注文。こちらは解説するまでもなく熊本名物といえば馬刺しという位に上位に上がるであろう名物郷土料理ではないかと思います。若干、メニュー写真よりもヘチョい実物が出てきましたが、味は文句なく美味しかったです。どうでもいいですが馬刺しはタテガミが一番美味しいんじゃないかと個人的には思ったりするので、最高級のタテガミをいつか堪能してみたいなと思います。
お腹を満たすものを頼んでない!という事で急遽頼んだガーリックライス。熊本とは全く関係ないですが、風味の聞いた美味しい炒めご飯でした。パラパラした感じではなくしっとり系なので、好き嫌いはわかれるかもですが、これはこれで美味しいので締めにぴったりかもしれません。
いかがだったでしょうか。十三駅近辺で、熊本の郷土料理を数多く揃える貴重なお店かと思われますので、興味を持たれた方は是非突撃しちゃってみてください。今回はテーブル席に座ったので、あまりお店の方とお話もできませんでしたが、料理を運んでくるたびに料理の説明なんかをされていたので、相当にお話し好きな店主ではないかと思います。カウンターに座ると、そういう楽しいお話もしつつ料理が楽しめるかもしれませんよ!
店舗名 | くまもと和牛と創作料理シエテ |
住所 | 大阪府大阪市淀川区十三本町1-1-12 忠幸ビル 2F |
営業時間 | 11:00~14:00 月~木 17:00~24:00 金・土 17:00~翌5:00 |
定休日 | 日曜日 |
TEL | 06-4806-0177 |
ほなまた!
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