十三筋、十三元今里3丁目にある「博愛社」さんの入口、教会横にある大きな桜の木が2022年も満開を迎えています。毎年この時期になると、この木だけが異常なくらいに赤く鮮やかに色づくので、楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。
こちらの桜も、一般的なソメイヨシノ系の桜と比べると一足早く満開になります。阪急十三駅東口改札前の桜も同様に一足早く満開になるのですが、阪急十三駅前のほうは実は桜の木ではなく、アーモンドの木であるという事が判明しました(アーモンドの花は桜の花と非常によく似ており、開花時期も一足先だったりします)。
こちらの「博愛社」さんの入口にある桜、去年まではこちらの木が桜なのか梅なのか、はたまた桃の木だったり、十三駅前同様にアーモンドの木だったりするのか?というのはよくわかっていませんでしたが、今年ようやく判明しました。
「博愛社」さんの入口右手、協会側にある木は彼岸桜(ヒガンザクラ)という種類の桜だそうです(木に名札がつけられていました!)。「彼岸桜(ヒガンザクラ)」はバラ科サクラ属の植物で、桜の品種の一つになります。エドヒガンとマメザクラの交雑種と考えられ、ソメイヨシノ等の桜と比べて花期が早く彼岸頃に赤みがかった可愛らしい花を咲かせるとの事なので、まさにこちらの桜の特徴とも一致するのではないかと思われます。ちなみに2022年のお彼岸は3月18日~24日なのでまさに名称通り、お彼岸に満開となっている桜という事になりますね、すごい!。
とにかく見事な赤みがかった色見の花をつけるので、1本でも非常に綺麗で見応えがあります(この記事の桜は色見補正無しです)。この時期にしか見られない、そして他ではあまり見かけない品種でもあるかと思いますので、是非この時期に近くを通りかかった際には気にかけてみてもらえればと思います!
尚「博愛社」さんの入口左手にはしだれ桜もあり、こちらはまだこれからいよいよ咲き始めるツボミの状態だったりします。こちらも彼岸桜(ヒガンザクラ)とはまた違った綺麗な花を咲かせるので楽しみにしていただければと思います。
ほなまた!
コメント