2019年5月にオープンした、香港料理のお店「紫林」さんにランチ突撃してきたので、その内容をレポートしたいと思います。
「香港料理 紫林」のオープンを取り扱った記事はこちら↓
香港料理とは何ぞやというのは前回記事にて掘り下げたので、今回は単純に香港料理を美味しくいただきにお伺いしてきました。
先客は親子連れの1組のみ。店内はランチタイムだからなのか、ご主人一人で切り盛りされており、お水の提供~料理まで割と忙しく動き回っておられる感じでした。
この日のランチも4種類(前回記事参照)から選択できましたが、
・広東風エビワンタン麺
・紫林風すぶた定食
を注文。麺料理にはご飯が付いてきて、尚且つご飯を同一料金?でチャーハンに変える事もできる記載があったのですが、特に注文時に聞かれることもなく…。多分聞いてくれたらせっかくなのでチャーハンにするよね…と思ったりしたので、なんだか少し損した気分に…。
前菜が先に提供され、そこから10分程で各種料理が順に提供されました。
広東風エビワンタン麺
深みのある醤油スープがベースになっていました。この深みは、おそらくは中華系の香辛料を使っていると思われる風味なのはわかるのですが、それが何なのかまでは僕のバカ舌では特定ができませんでした。ただ、あまり一般的なラーメンでは使われないであろう風味なので、目新しくもありました。麺は超極細。なかなか見ない位に極細の麺で、スープがよくなじむ感じでした。細い麺といえば、台湾の麺線なんかが有名かと思いますが、あれよりも更に細いんじゃないかと思いました。ここまでの細麺はなかなかお目にかかれないので、口当たりが新鮮です。エビワンタンもエビの風味がしっかり残る餡をワンタンで包み、高いレベルで美味しくまとまっていたかと思います。この麺の細さが広東風なのでしょうか?
紫林風すぶた定食
まずビジュアルにビックリ。写真でどこまで伝わるのかがわかりませんが、この酢豚、赤いです。酢豚といえば、黒っぽい系の餡で豚が絡められたものを想像しがちですが、ココのお店の酢豚は圧倒的な赤さがあります。多分この辺が、お店の名前でもある「紫林風」なのだと思います。どうやったらこの赤さを付けられるのかが不思議です。そんな赤いビジュアルの酢豚、しっかりした甘さと酢あんのハーモニーでご飯がもりもり進みます。付き添えの見た目卵スープも実はかなりコーンスープよりで、見た目との違いで食のエンターティメント性を高めてくれます。ご飯は少し柔らかめ。ごはんのお代わりは自由みたいです。
という訳で、お料理はもちろん美味しいです。それが香港料理らしさなのかどうかは僕には判断ができませんが、やや変わった料理を食べる事ができるんじゃないかと思います。あと、あえてそうしているのかどうかは謎ですが、このお店、店内に音がありません。ラジオだとか、有線だとか、テレビだとかの雑多な音が全くないのです。静かなのが好きだという方にはとても良いかもですが、店が静かすぎるのが気になる人にはややつらいかもです。(ちなみに僕は後者なので、店内には雑多な音が流れてほしいと思います。)
という訳で今回のレポートも参考にしていただきつつ、興味を持たれた方は是非、紫林へ足をはこんでみてくださいませ!
店舗名
香港料理 紫林
住所
〒532-0023
大阪府大阪市淀川区十三東4丁目10-2【MAP】
営業時間
11:00~14:30
17:00~22:00
定休日
不定休
TEL
06-6885-3110
ほなまた。
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