木川西1丁目にある以前からとても気になっていたお店｢おでん屋台 蝶柳｣さん。お店というか屋台。屋台というか民家。そうなんです、このお店、一軒家の自家用車を止めるスペースであろう駐車スペースにおでん屋台を設置して、曜日限定で営業しているという知る人ぞしる隠れ家的おでん屋台なのです。民家の中に突然現れるおでん屋台。おでん屋台なのにインパクト＆エンタメ要素がありすぎです。という訳で友人を誘い一見さんはなかなか突撃しにくい感じもあるこちらのおでん屋台へ勢いで行ってきました。そしてこのお店が控えめにいっても最高のおでん屋さんだという事を知ってしまったのです。
お店を切り盛りするのは、この一軒家にお住まいの女将さん。お話を聞かせて貰った所、もともと中津のおでん屋さん｢おでん屋 独楽｣さんで働かれていたこともあり、おでん屋台をしたくて、物件探しの段階からおでん屋台ができるかどうかを絶対条件としていたんだとか…で、たどり着いたのがこの一軒家の駐車場スペース。なんだこれ、面白すぎるだろ。
「おでん屋台」という屋号が示す通り、置いてあるメニューは、基本おでん！後は飲み物。手作りカレーなんかもあるみたいです。屋台なのでこれで十分ですね。おでん自体は、どちらかというと関東煮に近い形でのしっかりとした濃い出汁で甘さも際立った感じの味付け。そんな出汁でシミシミになったおでん種ですから、日本酒もグイグイ進みます。変わり種なおでんも沢山あるので飽きません。
屋台というお店の設計上、お客さんの距離が凄く近くて知らない人とコミュニケーションを取りやすいのが素敵だなと感じます。女将さんの切り回しや人柄の良さも合わさって、いやがおうにも知らない人達でわいわい語り合える、みたいな。ハマるとずっとココ来たくなるなぁと間違いなく思ってしまうお店です。屋台なんて本当に博多の中州で体験したぶりだったのですが、こういう非日常な感じでお酒を飲めるお店ってなかなかにないので貴重ではないかと思います。
でも多分冬は寒いです。寒さと引き換えに、風情のある屋台で美味しいおでんを食べるのもまたオツですね。屋台といえばシーズンはおそらく冬ですもんね。
とベタ褒めしてみましたが、1つだけ難点が。屋台という性質上、お手洗いがありません。なのでお手洗いは近所のコンビニだとかスーパーまで行って拝借する形になります。この辺が手間とみるか、屋台ならではの味とみるか。個人的には大した問題ではないですが、女性とかだとちょっとハードルになってしまう方もいらっしゃるのではないかと思います。
という訳で、大変ユニークな非日常を味わえるオススメのお店だったりするので、興味を持って頂けた方は是非足を運んでみてくださいね！民家の中にあるので、あんまり騒がしくするとお店や近辺の住人の皆様にも迷惑がかかります、コミュニケーションを楽しみつつシッポリ楽しむのが良いかと思います！
| 店舗名 | おでん屋台 蝶柳 |
| 住所 | 大阪市淀川区木川西1-6-24 |
| 営業時間 | 火木土 18~21時 |
| 定休日 | 月水金日 |
| TEL | 不明 |
ほなまた！
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