緊急事態宣言真っ只中、お昼ご飯に気になっていながらもなかなか利用するタイミングを逃していた十三しょんべん横丁内、最奥にあるかすうどん専門店「KASUYA十三店」さんのテイクアウトを利用してみたので、今回はそのレポートになりますよ!
十三のしょんべん横丁に「KASUYA十三店(かすや)」さんがオープンしたのは2020年10月1日(木)、オープンして丁度半年位になります。お店の名前からもわかる通り「かすうどん」を専門に扱っているお店なのです。
かすうどんとは?
大阪河内地方で昔から愛される伝統的な郷土料理のうどんです。このうどんの特徴となる「かす」とは牛のホルモンをじっくりとカリカリになるまで揚げる事で、余分な水分や脂を抜き、旨味が凝縮された食材の事で、「油かす」と呼ばれたりすることもあります。これをうどんに刻んで乗せる事で、油かす特有の脂分と旨味、そして出汁がマッチした極上のうどんが出来上がります。
そんな「KASUYA十三店」さんのかすうどん。専門店というだけあって、ベースのうどんには全てこの「かす」が入っています。その上で、色々なトッピングバリエーションがあるのですが…今回注文したのは、その一番デフォルトとなるシンプルな「かすうどんプレーン(600円)」になります。
注文してから10分弱位で、テイクアウト容器に、おつゆが漏れない様にしっかりとラップで頑丈にラッピングしてくれて、おもたせしてくれます。そんなかすうどんのビジュアルがこちら。
内容はシンプルに、うどんと油かすと、あとは気持ちばかりのとろろ昆布が入った上で、ネギがかけられています。プレーンでもそれなりに具沢山にみえなくもないですね。出汁は、関西特有?の深みのある昆布やカツオでとっていると思われるお出汁に、油かすが融合する事で、油ギッシュ(良い意味で)で濃厚なカス風味たっぷりの出汁に仕上がっています。この味はなかなか他のお店では味わえない、「かすうどん」ならではなのではないでしょうか、超美味しいです。人によってはパンチがあるのでクドいと感じるかもですが、そんな事を見越してなのか、出汁には柑橘が香る程度に味付けされており、これがまた程よいアクセントで口に広がる感じで素晴らしいです。うどんは太麺で、食べ応えがしっかり感じられる麺。讃岐ほどコシがある訳でもないですが、逆に関西によくある柔らかすぎるという麺でもない、ほどほどにコシを残しているうどんになっていました。テイクアウトなので、持ち帰り時間を考慮すると少し麺が伸びるかな?スープが冷めるかな?と心配でしたが、全く問題ありませんでした。うーん、本当に美味しかったです。十三駅周辺はうどんのクオリティーも高いお店が多いなーと嬉しくなっちゃいました。
お昼14時までにご来店(テイクアウト含)のお客さまにはランチサービスとしておにぎりが2個まで無料で付いてきます。おかかとゆかりでしょうか。このおにぎりもうどんにとても良く合いますよ。
という訳で、本当に美味しいうどんなので、まだ「かすうどん」未体験の方や、この記事を読んで興味を持って頂けたそこの貴方!是非この「KASUYA 十三店」さんで「かすうどん」を利用されてみてはいかがでしょうか!尚、事前に電話注文しておくと、待ち時間ゼロで受取が可能ですので、少しでも効率よく受取りたい!という方には事前の電話注文がおススメですよ!
店舗名
かすうどん KASUYA 十三店
住所
大阪府大阪市淀川区十三本町1-4-15【MAP】
営業時間
11:00~26:00
※緊急事態宣言中は20:00閉店
定休日
不定休
TEL
06-6886-5533
ほなまた!
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