十三で以前からかなり気になっていながらもヘタレなので一人ではなかなか訪問できずにいたお店、立呑処イバタさん(正式名はイバタ酒店?)。友人が十三に来たタイミングを見計らい、やっとこさ突撃する事ができたのでそのレポートです!
場所は十三の繁華街からは少し離れた所にある、移転した七海さんや以前紹介した優曇庵さんなんかが近くにある通りです。店内はほぼ常連のおじさんで埋まっており、ものすごく賑やかな感じです。もともとはしょんべん横丁近くの十三バイパス高架下にあったお店で、こちらのほうへ移転してきたみたいです。たしかに同じ高架下にあった旧ペッシェロッソの隣位にあった記憶がなんとなくあります。一応酒屋さんの角打ちの体裁を取ってはいるものの、酒屋というより立ちのみメインで営業されている色が強いかと思われます。店の外から様子を伺うかぎり、なかなかに入りにくい感じはあるのですが、入ってさえしまえば特に邪見にされるでもなく愛想の良い御主人&女将さん?に気さくな接客をしてもらえます。
基本的に店内にはメニューが一切ないので、適当にお酒を頼みつつ、お店のカウンターに並べられたお惣菜から食べたいものを頼んで、よそってもらう…というシステムです。尚、他のサイトの情報等を拾ってみると、お菓子や缶詰なんかも常備されているみたいです。
お惣菜からおでん数点と紅ショウガの天ぷらをチョイス。紅ショウガの天ぷらに関しては、そのまま?という聞かれ方をされたので、後はどんな食べ方があるのかを確認すると、おでんの出汁に浸してから提供する事もできるとの事。珍しいので出汁浸しVerでお願いしました。こういう立ち飲みやのおでんなので、おでんは間違いない味でしたし、紅ショウガの天ぷらもおでん出汁に浸すことでふわふわな食感の紅ショウガに変化してました。こういう食べ方もいいですね。
これらをアテに瓶ビールを適当にダベっていると、お店の女将さんから「みんなに出してるからこれも食べて」とサービスで具だくさんな汁物が出てきました。普通のお店だったら、こんな豪華な汁物、つきだしでも出てこないのに!と思いながらありがたくいただく。しかもこの汁物が今日この店の中で頼んだものの中で一番美味しいという衝撃。水餃子?まで入って食べごたえもばっちり。こんなんふるまってるとか、儲け度外視で営んでる感がエグいです。
二人でビール瓶3本、おでん3個、紅ショウガ天で1500円位で、尚且つサービスの汁物まで出てくるのでこのお店のリーズナブルさがわかってもらえるのではないかと思います。勿論リーズナブルなだけじゃなく、置いてるお惣菜なんかも立ち飲みならではの情緒ある美味しいものばかりですし、ちょっと一杯引っ掛けるには最高のお店なんじゃないかと。
一時期は女性禁制?というお話もあった様ですが、サイト情報を見るに、今は女性でも関係なく入れるみたいですので、興味を持った人には是非足を運んでもらいたいお店です!たまに見つける、“食べログの点数なんて関係ない最強のお店”の1つだと思います。十三万歳。
店舗名 | 立呑処 イバタ |
住所 | 〒532-0024 大阪府大阪市淀川区十三本町1丁目3−16 |
営業時間 | 17:00~21:00 |
定休日 | 不明 |
TEL | 06-6301-8106 |
ほなまた。
コメント