注意!淀川に生息するシジミから規制値を超える貝毒が検出中!(2025年春)

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2025年4月30日に大阪府が実施した検査により、淀川下流部2025年4月30日(水)に採取した天然のシジミから、国で定める基準値を超える麻痺性貝毒が検出されたそうです(11MU/g)。規制値を超える麻痺性貝毒を蓄積した貝を食べると、中毒症状を生じる恐れがありますので、安全性が確認されるまでの間、淀川に生息しているシジミを採取して、食べる事は避ける様に勧告が行われています。

貝毒とは
シジミ、アサリ、ムラサキイガイ、カキ等の二枚貝は、3月頃から9月頃にかけて、エサのプランクトンが原因で毒(ゴニオトキシンやサキシトキシン等)をもつことがあります。これらの毒を蓄積した貝を食べると、手足のしびれといった麻痺等の症状が発生するおそれがあります。 貝毒は熱に強く、加熱調理では分解されませんので、貝毒が発生している海域や河川流域で採取された二枚貝は、食べない様にする必要があります。

ちなみに麻痺性貝毒の規制値は4MU/gとの事で、今回11MUの検出という事は、規制値の約3倍弱の値が検出されています(致死量は体重60kgの方で3000~20000MUとの事ですが、注意が必要です)。

大阪市 淀川に生息するシジミから規制値を超える麻痺性貝毒が検出された件について
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000214703.html

淀川河川敷の下流、長柄大堰より下流域のエリアでは、この時期、結構シジミが採れるようです。場所によっては結構ザクザクに採れちゃうという噂も聞き、よし!今年こそシジミ採りに行ってみるか!と思ってた矢先のこの情報。個人的にもちょっと残念なニュースでありました。

ちなみに淀川産のシジミは、「べっこうシジミ」と呼ばれ、高級料亭でも取り扱われる位のブランドシジミだったりするそうです。知っていましたか?品種としては「ヤマトシジミ」というごく一般的なシジミなのですが、海水と淡水が混じり合う淀川の汽水域で漁獲されることから濃厚な出汁が出るとともに、砂地に生息しているため、殻がきれいな鼈甲色をしているのが特徴です。

という訳で、淀川で採れちゃう「べっこうシジミ」、この時期、潮干狩りよろしく、貝採りが楽しいシーズンではありますが、基準値を下回り、安全性が確認できるまでは控える様にしましょう。

ほなまた!

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