阪急電鉄は2022年8月3日(水)、「鉄道駅バリアフリー料金制度」と称した実質運賃の値上げと、この制度での収益を利用する形で、阪急電車の全駅に固定ホーム柵を設置する等のバリアフリー設備の整備充実を進めるという発表がありました。2035年迄のバリアフリー関連の設備投資費用として、既に900億円を超える見積額となっているそうで、この費用を捻出するべく立ち上げられた新たな制度となっているようです(実質運賃値上げの適用開始は2023年4月1日からを予定されています)。
阪急電車全駅が対象という事ですので、勿論我らが阪急十三駅も含まれます。尚、2022年8月現在、阪急十三駅では通勤時等の特に混雑が激しいと思われるホームの3つのホームに、既にホームドアが設置されています。
▼十三駅 ホームドア状況参考
3号線(宝塚本線:宝塚方面):2018年9月8日
4号線(宝塚本線:大阪梅田方面):2019年2月2日
5号線(京都本線:京都河原町方面):2019年3月9日
十三駅の既存のホームドア設置に関しては、阪急電鉄の中でも乗降客数等の利用者数も考慮された上で、優先されてのホームドア設置となった様ですので、十三駅の残りの3ホームに関しては割と早いタイミングで設置される事になるのではないでしょうか。とはいえこのプロジェクト、2040年頃までかけて行われる壮大な予定となっていますので、過度な期待をせずに、気長に待つ方がよさそうですね。
尚、値上げ料金の適用開始予定日は2023年4月1日、値上げ額は1運賃辺りで約10円程となっています。詳細は阪急電鉄の公式HPにて、今回の内容のプレスリリースや運賃表がアップされていますので、興味のある方は是非そちらも合わせてご覧くださいませ!
阪急電鉄 公式サイト「鉄道駅バリアフリー料金制度を活用」に関して
https://www.hankyu.co.jp/topics/details/1425.html
ほなまた!
コメント
値上げやめてほしいわ〜