十三の名物ストリート「しょんべん横丁」。2014年3月に大火災に見舞われるも見事に再建を果たし、今日ではコロナにも負けじと営業を続ける飲食店がギュっと集まったエリアです。その昔はトイレがない店舗が多く、酔ったお客さんが阪急電鉄の線路沿いの壁で用を足していたというのが、「しょんべん横丁」なる名前の由縁だとか。
その後、共用の公衆トイレも設置され、2014年の火災後には再建に伴い多くのお店で個別のトイレも設置されるなどして線路沿いに”立ちション”をする文化自体はほとんどなくなっていきました。(今もたまにはいらっしゃるかもしれませんが…。)
そんなしょんべん横丁にあった共用トイレが、使用禁止となっている様です。新しく建て直すから?故障して使えなくなった?誰かが多目的な事に利用した?(時事ネタ)
等々の理由が考えられますが、真相は違うようです。
「しょんべん横丁とその周辺のほとんどのお店で個別のトイレが設置されたから。」
というのが使用禁止となった理由との事。ようするに設置しておく理由が薄まったので、撤去しようというのが真相の様です。この後、この共用のトイレは撤去され、土地の所有者である阪急電鉄さんに返還される予定だとか。そうなるとなんとなく名残惜しいじゃないですが、もう1回位トイレ使っておくんだったー!という気持ちになってしまうのは人間のエゴなんでしょうか。。。
そんなこんなでしょんべん横丁はしょんべん禁止横丁になってしまいましたが、以上の事を踏まえると特に困る事はないのではないかと思われます。なかなか年季の入った佇まいで、このビジュアルだけ見ればホラーゲームの1カットの様ですが、もうじき取り壊されるとなると感慨深くなってしまう方も多いのではないでしょうか。既に利用はできなくなってしまいましたが、気になる方は是非しょんべん横丁に立ち寄り、共同トイレを拝み倒してみてはいかがでしょうか!
ほなまた!
コメント
「隠岐の島水産」とか数件トイレのない飲み屋があったような気がする。重宝したんやけどなぁ。