「武田薬品工業 大阪工場」敷地内に新たに建設された建物とは!?

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「武田薬品」さんの大阪工場敷地内、ちょうど阪急神戸線からも見える場所に新しい建物がほぼ完成しているようです。敷地内の北側にあたるエリアの建物ですが、一体どんな用途に使われる建物なのでしょうか?

「武田薬品」さんは2019年に、大阪工場(大阪市淀川区十三本町)に前立腺がん・閉経前乳がん治療剤・リュープリンの製造施設を建設し、2021年度の稼働を予定するという報道発表されています。この新製造棟の予定が「4階建て 建設面積2800平米」との事なので、外観の感じからも察するに、この「リュープリン」の製造施設とみて、まず間違いないのではないかと思います。


と、ここまで書いていろいろ調べていたら、「武田薬品」さんの公式プレスリリースで、同施設のイメージビジュアル&詳細が発表されていました。

当社は、このたび、当社の大阪工場(所在地:大阪市淀川区)に前立腺がん・閉経前乳がん治療剤「c®」(一般名:リュープロレリン酢酸塩、以下「リュープリン」)のバイアル製剤およびキット製剤を製造する新たな製造施設(以下「新製造施設」)の建設開始にあたり、地鎮祭を執り行いましたのでお知らせします。建設開始は本年8月を予定しています。

新製造施設は、アイソレーター設備、生体認証技術、ロボットテクノロジーなどの最新鋭の設備・技術を導入し、オペレーターの介在を最小限にすることで、高度な無菌環境を保証し、高品質のリュープリン製剤を安定的に製造することが可能となります。また、バイアル製剤とキット製剤を一つのラインで製造できるマルチ製剤ラインの構築、デジタル技術を駆使した工程モニタリングやペーパーレス記録、ビッグデータ解析などを実現するManufacturing Execution System(MES)の導入により、生産効率のさらなる向上を図ります。また、高効率・省エネルギーの機器を多用し、ソーラーシステムを設置するなど、環境にもやさしい設備とします。これにより、10年後でも十分に競争力を有する、機動性とイノベーションを追求した最先端の製造施設となります。

武田薬品工業株式会社 プレスリリースより抜粋
https://www.takeda.com/ja-jp/announcements/2019/2/

武田薬品工業 公式プレスリリース
https://www.takeda.com/ja-jp/announcements/2019/2/

上が外観イメージ。下が実際に建築されたビル。完全に一致しますね。

「武田薬品」さんの大阪工場は操業100年を超す主力拠点ではありますが、2014年の世界の生産体制見直しを受け、段階的に縮小されてきています。グラウンドエリアを阪急へ売却したり、十三駅前商店街のスポンサーを降板されたりとネガティブな内容が多かったですが、ここにきて大型投資による製造棟が建設されるだけでなく、新しい製品開発等も大阪工場で検討されているそうなので、我らが十三、我らが「武田薬品」さんは十三でもまだまだ大きな存在を示されていくものだと思います。これからも「武田薬品」さんの動向には目が離せませんね(^^)

阪急電車神戸線の車窓からも確認する事ができますので、是非気にかけてみて下さい。

ほなまた!

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