関西近郊の「戎神社」にて毎年1月9日~11日の3日間に開催される「商売繁盛で笹もってこい♪」の掛け声&祭囃子が有名な、商売繁盛の”福”を呼びこむお祭り「十日戎(とおかえびす)」、通称「えべっさん」。阪急十三駅からすぐの「神津神社」の境内にも「今宮戎神社」の御分霊をいただいて奉斎している戎神社があり、十日戎の3日間は「十三戎(とみえびす)」が開催、商売繁盛の福を求める多くの参拝者で賑わいます。今年2025年も、「十三戎」の初日となる「宵えびす」に足を運んできましたので、2025年度「十三戎」の様子を写真を中心に紹介したいと思います。
阪急十三駅の東口改札を出てスグ目の前にある十三駅前通商店街アーケードを東方向に進むと、突き当たった左側に「十三戎」の会場である神津神社にたどり着きます。商店街アーケード内には、神津神社のお祭りの時だけ登場する出店が数件、軒を連ねています。商店街出口付近にお店を構えている「おくちかすてら」さんというベビーカステラのお店は、毎年初詣の時期も含め、結構な行列ができるタイミングがある人気店なのですが、この日は比較的空いていました。
神津神社の入口付近には、えべっさんならではの、熊手等の「縁起物」が販売されています。えべっさんで販売されている熊手には、商売繁盛や開運招福を願う意味があり、本来、枯れ葉やごみなどをかき集めるための道具なのですが、その形や用途から「福をかき集める」「お金を呼び込む」といった商売繁盛シンボルとして、熊手に様々な縁起物を飾り、お守りとして飾られるようになったそうです。
境内には多くの出店がところせましと参道に沿って立ち並び、活気のある感じで営業をされています。
フルーツチョコやフランクフルト、イカ焼き、唐揚げ、りんご飴、焼きトウモロコシ、ベビーカステラ、チーズハットク等、定番なお祭りならではのジャンクでソウルフルなB級グルメが盛りだくさんで販売されています。
他にもスマートボールが遊べるお店、みがわりひょうたんを販売するお店等も確認できました。
昨年の宵えびすも、同時刻(19時頃)に伺ったのですが、昨年と比べると人混みはかなり落ち着いていた様に思います(2024年はめちゃくちゃ大盛況でした)。今年は同時期に、今冬最強と言われる位の寒波によって、夜の気温が低く、めちゃくちゃ寒かったので、そういった影響もあったのかもしれません。気温の関係もあり、今年は昼間に参拝する方も多そうですね。
とはいえ、境内は決して賑わっていないわけではなく、程よい人混みな感じであり、本殿への参拝を希望される列も例年通り列をなしていました。
福笹や縁起物を授与していただけるコーナー。今回の十三戎にて選抜された福娘の方々を中心に、交替で対応されている様でした。対応していただける窓口が多いということもあってか比較的スムーズに流れていました。そして細かいですが、今年から福娘のみなさんもノーマスクになっていました!脱コロナを感じる一コマです。
十三戎神社前では、福娘の方から簡単なご祈祷を受ける事ができます。福笹授与と合わせて、更に大きな福を授かれる様に、祈祷していただくと大きなご利益がありそうですね!
戎神社のお社前には十三戎を示す立派な神社幟が何本もかかげられており、非常に見ごたえがあります。
隣接する十三東公園では、十三戎催事プログラムに合わせて様々な催しが開催されています。「宵えびす」となっていた9日のこの日の夜は、地車囃子(だんじりばやし)の奉納が賑やかにとり行われていました。
ちなみに連日午後4時と午後8時には「餅まき(という名の餅くばり)」が行われ、参拝客を対象に無料のお餅が配られます。美味しい福が感じられる?お餅なので、この餅まきの時間に合わせて参拝するのも良いかもしれませんね!
という訳でいかがだったでしょうか。「十三戎」は1月11日の「残り福」まで、引き続き開催予定となっていますので、商売繁盛の神様にあやかりたい方は勿論、お祭りの雰囲気を楽しみたいという方や、お祭りの行事、神事を観たいという方等々、この記事をアップした時点ではラスト1日ではありますが、是非この機会に十三戎を開催されている「神津神社」へ足を運んでみていただければと思います!
イベント名称
十三戎(十日戎)
開催日時
2025年1月9日(木)~11日(土)
開催場所
神津神社
〒532-0023
大阪府大阪市淀川区十三東2丁目6-39【MAP】
TEL
06-6301-5724
公式サイト
http://kamitsujinja.ec-net.jp/
ほなまた!
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