元淀川区役所跡地の活用方針が発表されました。十三の地域情報サイトとしては取り上げない訳にはいきません!現在「もと淀川区役所跡地」に存する一団の市有地は、「もと水道局十三サービスステーション用地」とともに駅前の一等地なのにも関わらず未使用の状態となっています。この周辺地域は、大阪市内でも交通の要所である阪急十三駅前に位置し、近隣住民だけでなく市外からの通勤や通学でにぎわう非常にポテンシャルが高い地域なのです。しかしながら近年は商業施設も少なくなるなど、まちの活気が失われつつあり、防犯・防災力の低下も懸念される状況となっているそうです。
この区役所跡地の活用方法に関しては、地域の各種団体や意見公募なんかのアンケートでは図書館の整備を求める意見が多いとの事。確かに淀川区の図書館は、利用されたことある方はご存知の通り、プラザオーサカの裏の淀川沿いにあるにはあるんですが相当にへちょいです。今の時代、他の図書館からも書籍の取り寄せはできる利便性こそありますが、まあへちょいです。故に図書館を整備してほしいという声が多いのは、なんだかわかる気がします。
ちなみに淀川区では「淀川区将来ビジョン2022 ―みんなの笑顔がつながるまち―」の実現に向け、教育子育て支援の充実や防犯・防災力の強化等を図るとともに地域コミュニティの活性化をめざしているとの事で、この区役所跡地の活用事業に関してもその一環として推進を行っていくとのこと。つまりはそういう事なんです。
報道発表の記事ベースを8割ぐらい引用して説明してみましたが、回りくどくてややこしいので端的にいきましょう。もと淀川区役所跡地にできる予定のものは以下の通り。
- 「十三地区のブランド向上」「にぎわいづくりや交流促進」「淀川区政推進への寄与」が期待できるような複合施設。
- 複合施設の中には「交流型ワイガヤ図書館」という新しいタイプの子どもから大人まで多様なひとが自然に集い、交流の輪が広がり、人が繋がる図書館を整備 。
- 図書館の周辺フロアに、図書館との親和性があるような施設を配置。
- 同区画内にある既存駐輪場の整備・拡張。350程度の収容能力を確保予定。
という訳で、十三に待望の新設図書館の誕生です。
1000平方メートル程度を予定との事なので、今の図書館620平方メートルと比較すると、倍とまではいかないですが、一回りは大きくなるイメージでしょうか。跡地の面積だけで5000平方メートル弱もあるので、もう少し大きくてもいいじゃん!とは個人的に思うのですが、まあ色々大人の事情があるのだと思います。複合施設自体は、民間業者による公募によるコンペが行われていくようなので、施設全体としてどんな感じになるのかは現時点では全くの未定です。個人的には、これだけ駅前の一等地にできる施設なので、あまり役所的な堅苦しさは排除してほしいなぁと思います。それこそ街全体が盛り上がる商業施設的な、エンタメ要素が強めなベクトルで進めたほうが良いと思ったりします。果たしてどうなっていくでしょうか。。。
ここまで書いて、誰もが共通で気になっている事があると思います。はい、僕もそうです。
…これいつ完成するねん………。
はい。全くの未定でございます。計画がそもそも立案段階の状態なので、全てがここから、まだ白紙に近い計画書眺めて、何する?みたいな感じではないかと思うので、とにかく気長に待つしかないかと思われます。なんにせよ、相当大規模な複合施設が東口側の駅前に出来るので、これをきっかけに十三駅前により活気が出ていけばよいと思います。複合施設の詳細等、計画が進んだらまた取り上げていきたいと思います!最後に、リリースされた報道資料を転載しておきます!
ほなまた。
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