十三市民病院が新型コロナ治療専門病院として本格運用開始へ。

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大阪市立十三市民病院が、2020年5月1日(金)より全国で初となる「新型コロナウイルス患者専門」の病院として運営スタートしたことは、前回記事で紹介させていただきました。

空いた病棟を使って新型コロナ患者を段階的に受け入れていくという計画を発表されていましたが、現在病院では感染予防のため病棟を改装する工事が間もなく完了し、2020年5月22日からは患者を本格的に受け入れる予定となっているそうです。

改装前は病院にもともと整備していた感染対策設備のある結核病棟で対応していたそうですが、今回は一般仕様されていた病棟を改装し、さらに多くの患者を受け入れられる体制になるとの事。感染の危険性のあるエリアと安全なエリアをゾーニング対応する為のドア設置や、ナースステーションにガラスの窓を設置、病室ではウイルスの付着を抑えるため床のカーペットをはがしてシート張りに張り替える等の改修が行われた様です。

エラー - NHK

尚、5月11日に十三市民病院のHPにて、入院患者とその関係者に向けた「入院に際してあらかじめ知っておいていただきたいこと」というお知らせがリリースされています。

入院に際してあらかじめ知っておいていただきたいこと
1.面会
・全ての方を面会禁止とさせていただいております。
2.衣服・持ち物
・室内に持ち込む荷物は必要最小限でお願いします。
(洗面道具、お箸、コップ、スプーン、水筒タイプの魔法瓶、下着、身の回りに必要な物、気分転換になる物)
・衣服は病衣セットをレンタルしてください。
500円/1日(パジャマ1セット、バスタオル1枚、タオル2枚)
(必要な方は、紙おむつ・パットのセットもあります)
 ・お薬手帳、内服しているお薬、塗り薬、目薬、インスリンなどがありましたらご持参ください。
3.シャワー
・主治医から許可のある方のみシャワー浴を行うことができます。
4.洗濯
・感染予防のため、コインランドリーはご利用いただけません。
5.買い物
・直接売店で買い物はできませんが、買い物リストで1回/1日注文が可能です
6.テレビ・冷蔵庫
・ご利用にはテレビカードが必要です。(テレビカード1枚1000円)
7.その他
・Wi-Fi設備はありません。
・院内は、禁酒・禁煙です。
・患者宛の荷物の受け取りは可能ですが、必要最小限でお願いします。
・患者様から荷物を送ることはできません。

大阪市立十三市民病院HPより抜粋

全てPCR検査にて感染の確定診断がされた「中等症」に分類される入院患者様のみが入院・治療対象との事ですので、実際入院患者にどこまでの余裕があるのかはわかりませんが、見た目元気な人や退院間近の人にとってはなかなか厳しい環境下におかれての治療となる事が伺えます。特に全ての方を対象に面会禁止というのは、ご家族をお持ちの方なんかは精神的にもかなりメンタルがやられそうですね。

僕もたまに十三市民病院の前を通りかかる事がありますが、病院の前は基本的に誰もおらず、静まり返っている事がほとんどです。中では医療従事者の方達が感染リスクを抱えながら、入院患者の治療に従事している事を考えると、どんな言葉をかけるのが良いのかすらもわからないです。十三市民病院で医療従事されている方々には本当に頭が下がる想いです。

ほなまた!

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