十三東3丁目に障がい者支援施設「ひろば」開設の為のクラウドファンディングを実施中！

「一般社団法人エンパワメントサポートセンター」さんによる障がい者支援施設「ひろば」開設の為のクラウドファンディングがクラウドファンディングサイト「READYFOR」にて実施されています。

大阪市淀川区十三東3丁目に、障がい者の当事者団体と支援施設や子ども食堂等、障がい者と子ども＆高齢者が一緒に楽しく活動できる場所をつくるべく立案されたクラファンプロジェクトとの事。

クラウドファンディングプロジェクト立案のきっかけ
社会的な抑圧状態に置かれた人や集団が、自己決定や自己実現を行うことでそれまで無視されてきた自らの権利を回復する事を目的に立ち上げた法人「一般社団法人エンパワメントサポートセンター」さん。法人の代表・清水さんが精神保健福祉士として勤務した現場で、障がい者の方々に対する職員の心無い対応、民主的でない決定等をいくつも目撃したことが団体を立ち上げる大きなきっかけだったそうで、2017年に当事者団体「障がい者の人権を考える当事者の会Future～みらい～」を発起。その活動の中で「就労系の施設に通うだけでなく、自分たちでも仕事を作りたい」というメンバーの思いから「シッポファーレ 仕事づくりクラブ」というサークルも誕生しました。人が増え、拡大路線を続ける中で、メンバーからは「自分たちの居場所を作りたい」という声が出されるようになり、「悩みを相談したり、ホッとできる場所」「誰かが用意してくれた場所ではなくて、自分たちで自分たちのことを一から決めて場所を作っていってみたい」という思いから、実現に向けた足掛かりとして2020年に法人化されたという経緯がある様です（大分端折って書いてるので、詳細は是非、対象となっているクラファンページをご確認頂ければと思います）。

そんな活動の施設の拠点となる事業所の候補となる古民家は見つかったものの、傷みはひどく、耐震性にも問題があることと生活介護施設の基準を満たすためのリフォームも必要な状況下、リフォーム費用に充てるべく今回のクラウドファンディングでの資金調達となったそうです。

プロジェクト立ち上げのきっかけ、資金の利用用途、今後の展望やビジョン等、より詳細な情報がクラウドファンディングの対象ページにて公開されていますので、より深く知りたい＆支援しても良いかな？という方は是非こちらも合わせてご覧頂ければ幸いです。

https://twitter.com/EPSChiroba/status/1516191489516204032

twitter.com

ちなみに2022年5月27日時点では、
目標金額1,000,000円に対し、797,000円（79％）の達成状況
支援募集締め切りは2022年6月16日(木)23:00迄

となっています。残り約20日で到達できるか否かは正直わかりませんが、十三の地域交流にも使われていくであろう新しい障がい者支援施設「ひろば」に、支援を検討されてみるのも良いのではないかと思います。尚、こちらのクラウドファンディングは目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができるという「All-or-Nothing方式」を採用されているので、目標金額に到達できなかった場合にはクラファンでの受け取りが0となる大変シビアなものになっています。「ひろば」が予定通り開設するためにも、なんとか到達、達成してほしいところでありますね。

ほなまた！