2024年2月6日(火)、阪急電鉄は大阪・神戸・京都を結ぶ主要ターミナルの阪急十三駅とその周辺エリア一帯の大規模な再開発に乗り出す計画を発表しました。2040年をメドに、十三駅の直上に高層ビルを建設し、周辺エリアを含めた一体的な開発を実施、地域の魅力を向上させ、若い世代の流入も図っていくとのこと。
既に十三エリアは、旧淀川区役所跡地に十三の新しいランドマークとなるタワーマンション「ジオタワー大阪十三」を2026年1月完成予定に向けて建設が急ピッチで進められています。
また、十三エリアの堤防&河川敷沿いでは、街の新たなにぎわい拠点開発に向けて、船着場と多目的空間の建設も進められており、こちらは万博開幕にあわせた2025年4月に向けて運用ができる形で準備が進められています。
今回の発表は上記までのタワーマンションの建設、十三河川敷沿いのにぎわい拠点開発に加え、
・駅上の高層ビル建設計画
・新大阪―大阪駅間を結ぶ新線(なにわ筋線と接続)を整備(十三駅地下に駅新設)
・阪急電鉄グループが保有する3箇所の土地を活用した再開発
といった要素が新たに盛り込まれています。2022年10月の政府による都市再生特別措置法に基づく十三エリア一帯を含む新大阪駅周辺の都市再生緊急整備地域への指定を踏まえ、国際競争力を高めていく狙いがあり、大阪府や大阪市、鉄道事業者とともに具体化に向けた協議が進められており、今回の阪急電鉄さんの発表した再開発計画もこの協議からなる施策の一環になるのだそうです。
駅上に高層ビル、地下には新駅と、我々の知っている過去~現在までの十三とは明らかに変わるであろう未来の計画に、ワクワクが止まらない感じです!とはいえ、十三ならではの昔から続く古き良き文化や風情、街並みというのは非常に貴重なものでもありますので、それらの魂・要素は何らかの形で残しつつ、今の時代にコンバージョンする形で融合して新しい街へと発展・進化していってほしいなと思います。
という訳で今後長きに渡って大規模開発が行われていく十三エリア周辺にご期待ください!十三エクスプレスでも新情報を入手毎に定期的に紹介していきたいと思いますので楽しみにしてくださいね!
【参考記事】読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20240205-OYO1T50074/
ほなまた!
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