木川南小学校校長が、松井一郎市長と山本晋次(市教育長)両名へ送った市の教育行政への「提言書」が話題になっています。現職の校長が実名で市長を批判する異例の事態と、それに対する松井市長の反応に対し、Twitterでは「#木川南小学校長を支持します」のハッシュタグが流れ、2021年5月22日(土)のトレンドランキング上位を推移していた程に話題(炎上?)していた様です。
今回の経緯
簡単に今回の経緯に関してまとめます。
新型コロナウイルス感染拡大により、急速な教育現場のオンライン化
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オンライン環境が整っていない事により教育現場が大混乱
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木川南小学校校長が「提言書」を公開&市長と市教育長へ送付
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大阪市長が「提言書」に対するコメントを求められ、耳を貸さない
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Twitter大炎上
#木川南小学校長を支持します
のハッシュタグで松井市長を非難する内容が溢れかえる自体に。
実際に、木川南小学校校長より大阪市の松井市長に送付された提言書は以下の通り。
5月20日~21日の松井市長の囲み取材会見において、この提言書に触れられており、「この校長の考えで僕とは考え方が違っている。」「先生のみならず世の中の人はみんな頑張っている。それに疲弊してしまう様であれば仕事変えたほうが良い。」「提言書自体は表現の自由なので問題はないが、大阪の教育方針とは異なっている。」「人事権は僕自身にないが教育進行計画があり、そのマネージャーとしては組織の一員としては逸脱している。」等の回答を示されています。この辺りの発言と提言書の経緯がTwitterに流れ「このままでは木川南小学校の校長が辞めさせられてしまう。」という形に切り取られて拡散された様です。
この件は、文部科学大臣へ、5月21日の会見内、質疑応答の場で耳に入る形になっており、文部科学大臣自身は今回の木川南小学校校長が送った提言書に関しては「本来は教育委員会に報告するべきで、いきなり市長にするからこんなやりとりが発生したのではないかと思う。」「現場の先生が首長さんに意見をおっしゃることは決して悪い事だと思いません。ただ大阪市は考えた上での結果だと思うので、そこがやってみて不具合があったという報告だとすれば、耳を傾けて改善したらどうですかね。」と話していました。文武科学大臣、即興の質問にも関わらず、凄く言葉を選んで喋っておられますね、非常に頭がいい人だと思います。
個人的に思うところはありますが、どちらかに偏る発言はこのサイトにおいてはするべきではないと思うので、個人的な見解は行いません。維新推しの方であれば、松井市長の発言は正しいと感じるでしょうし、反維新の方であれば、ここぞとばかりに維新叩きのネタにするでしょう。色々な立場で色んな見方や判断があるので、こういった事がありましたという事実だけでこの記事に関しては終わりたいと思います。提言書を読んだ後の一連の動画等は、色々考えさせれる内容にもなっているかと思いますので、お時間がある方は是非ご覧頂けると幸いです。
ほなまた!
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