阪急電鉄の駅構内を中心に展開するコンビニエンスストア「アズナス」さんが、2021年7月下旬より順次「ローソン」ブランドへ転換される事になるそうです。きっかけとなるのは阪急阪神百貨店などを展開する「エイチ・ツー・オー リテイリング(H2O)」さんと「ローソン」さんの包括業務提携契約の締結。この業務提携を発端として、H2O傘下のコンビニエンスストア「アズナス」のローソンブランドへの転換や、店舗開発、物流の流れ等の効率化をはかっていくとの事。
そもそも「アズナス」さんは「阪急阪神ホールディングス」という阪急グループの企業が運営されていたのを、2019年5月に、「H2O」さんへ事業譲渡されています。「H2O」さんは阪急百貨店、阪神百貨店をはじめ、阪急オアシスなんかも展開されている「阪急阪神東宝グループ」の会社なので、今後この辺りがどう「ローソン」さんとタッグマッチを組んでいくのかが注目されます。
現時点で決まっている事は2点!
- コンビニ「アズナス」全98店舗をローソンにブランド転換する
- 阪急阪神百貨店ECのローソン(アズナス)店頭での受け取りを可能にする
ECというのは、Eコマース、つまりは電子商取引、つまりは阪急阪神百貨店のオンラインで購入した商品を全国のローソンで受けとれる様になるという事です。阪急阪神百貨店のオンラインでよく商品を購入される方にとっては朗報なのではないでしょうか。
さてそんな「アズナス」さん。十三駅構内には「アズナス」さんの小型店舗「アズナスエクスプレス」を含めると、計3店もの「アズナス」さんが存在しています。(阪急十三駅東側改札外、阪急十三駅1号線ホーム、阪急十三駅2・3号線ホーム)仮にこの3店舗が全て「ローソン」に代わるのであれば、阪急十三駅に、一気に3店舗ものローソンが爆誕する事に…。十三駅周辺のコンビニ勢力がこれで一気に塗り替えられる事になりそうです。
現在阪急十三駅周辺には、「ローソン十三店」「ローソン十三本町一丁目店」「ローソン淀川新北野店」「ローソン十三元今里三丁目店」「ローソン淀川十三西店」と、計5つの「ローソン」さんが徒歩圏内にあります。今回の提携により十三駅構内の3店舗が更にローソン化。十三は空前のローソン天国に!なんだか凄いです。今後「H2O」さんと「ローソン」さんの間ではオリジナルPB商品の開発等も検討されているそうなので、どんな風に発展進化されていくのかを楽しみにしていただければと思います!
ほなまた!
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