大阪市淀川区を拠点に国内外問わず活躍をするアーティストBAKIBAKI(バキバキ)さんが発足人となり、「WALL SHARE株式会社」と共に進めるウォールアートプロジェクト「淀壁」。
淀川区エリアの社会・町中そのものを表現の場として壁画のある街にしたいとの思いから発足されたアートプロジェクト「淀壁(よどかべ)」、2021年には淀川区内5箇所のエリアを舞台にウォールアートの制作が計画発表され、実際に壁画(ウォールアート)の制作が進められました。十三エクスプレスでも完成した壁画をそれぞれ観に行ってきて、レポート記事をまとめさせて頂きました↓
そんな「淀壁(よどかべ)」が2022年、新たに「淀壁2022 season1」と称して2022年5月23日~6月3日迄の間にて、新たな2ヶ所のウォールアートを淀川区エリアに完成させたそうです。
という事で今回新たに完成したという2箇所のウォールアートを確認するべく、愛車の十三エクスプレス号(チャリ)に乗って観に行ってきたので、今回は新たに描かれた「淀壁2022 season1」の各作品を簡単に紹介していきたいと思います。
BIEN
ストリートカルチャーやアニメーション、フィギュアなどのフィクションが生み出すかたち、文字や記号などの表象に着目し、それらが持つかたちや意味を解体/再構築する抽象表現を独自のドローイングスタイルにて展開、絵画や彫刻などを多様なメディアで発信する「BIEN」さんの作品です。白と黒のシンプルな構成で、何かの文字をあしらっているのかな?という受け取り方もできる様な、唯一無二な個性を感じる作品になっているのではないかと思います。
こちらの作品、三津屋北3丁目にある「大信ペイント」さんの壁に描かれており、とても横長のデザインになっているので、少なくとも筆者のカメラでは1フレームに収める事できませんでした。
BAKIBAKI × KUUA
淀壁発足人である「BAKIBAKI」さんと”病みかわいい”アートや独自のファッションが注目を集め、イラストだけでなくご本人自身も注目されるイラストレーター「KUUA」さんによる作品です。淡いグリーンパステル色を基調としたキャッチでPOPな可愛いメイドさん。阪急電車の車窓からも見えるイラストになっているので、見かけた方も多いのではないでしょうか。
こちらのウォールアート、真下まで行くとその大きさとインパクトに圧倒されます。そしてカフェ「珈琲空間」さんのテナントの壁にメイドさんが描かれているというのもこれまたオツな感じです。
以上、「淀壁2022 season1」と称して新たに描きおこされた新作2点の紹介をさせていただきました。アートプロジェクト「淀壁」は、淀川エリアの色々なスポットに、2025年迄を一区切りとしてに今後も様々な個性的なアート作品が誕生されていく予定となっています。淀川エリアの名所が増えると共に、これが新しい文化として根付いていく事で、日本ならではのウォールアートが世界にも注目されていく事を期待したいですね。今後も増え続けていくであろう「淀壁」の展開に要注目です!
淀壁(YODOKABE)公式サイト
https://www.yodokabe.net/
ほなまた!
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