十三西栄町商店会の紳士の社交場「アルサロ ふうりゅう」が2023年12月末をもって閉店。

十三西栄町商店会にある十三を代表する紳士の社交場「アルサロ ふうりゅう」さんが2023年12月末の営業をもって閉店されるようです。キャバレーが全盛期だった頃のゴージャスな内装や外観を残す貴重なキャバレーが時代と共にまた1つ無くなってしまうのは非常に残念です。

※2023年11月5日に閉店予定→12月末に変更となったそうです。

かつての十三歓楽街の中心地、ナポレオンプラザビル2階にあり、昭和から続く創業60年を越える歴史ある老舗キャバレーで、十三のキャバレー王とも言われた冨岡徳太郎氏が昭和32年にオープンしたお店なのだとか。「ふうりゅう」さんのシンボルにもなっている高さ7メートルの天井から吊り下げられたゴージャスなシャンデリアのあるステージでは、現在でも多種多様なショーが開催されているそうです。

ちなみに「アルサロ」ってなに？と思った方も多く（筆者もそうです）いらっしゃると思うので、調べてみたところ「アルバイト・サロン」の略なのだそうで…お店のホステスさんが専門のホステスさんではなく、アルバイトのOLや主婦の方達を起用していますよ！という謳い文句で集客を狙ったキャバレーの類になるようです（実際の雇用形態は別として）。

尚、今回の記事を書くにあたり、ネットで調べもの等々していた際、「大阪府社交飲食業生活衛生同業組合（ＯＳＲ）」さんのサイトで情報公開されている「OSR創立50周年記念誌」にて「アルサロ ふうりゅう」さんと昔の歓楽街全盛期の頃の十三の様子がよくわかる内容が掲載されていたので合わせて紹介させて頂きます。

という訳で、閉店まで残り僅かとなっておりますので、思い出が沢山ある方は勿論、昭和時代から続く歴史ある紳士の社交場を、これを最後に一度体験しておこうかなと思ったそこの貴方も、是非この機会に足を運んでみていただければと思います！

ほなまた！