2020年2月20日(木)~21日(金)に関西テレビ「よーいドン!」の人気企画コーナー「となりの人間国宝さん」で十三界隈が紹介されていたので、今回はその内容を写真を中心にザックリと紹介していきたいと思います。
街ブラのスタートは十三駅の西口改札前からスタートです。先日紹介した「展スポット」の「COIN CLOSET」さんが閉店セールをされている前を通りかかる八光さん。
展スポットとは十三駅西口改札目の前にあるレンタルスペースです。
今まで入っていたテナントが丁度閉店セールのタイミングで通りかかり、その売り尽くしセールの安さに衝撃を受けておられました。
続いて十三駅の東口側へ移動、十三駅前通商店街を突き進みます。
辿り着いたのは、十三にある立ち飲み屋の代名詞といっても過言ではない有名立ち飲み店「イマナカ酒店」さん。
時間はお昼過ぎなのですが、既に店内は常連のお客さんで盛り上がっている様です。
常連の方々が今日もご機嫌な様子でお酒を楽しんでおられるようでした。
お父さんたちの絡みをシラフでヒョイヒョイ持ち上げる八光さん。流石です。
こういう場所で盛り上がる話題は、やっぱりギャンブルのお話みたいですね。
次に向かったのは、こちらも十三駅東口側のお店、ラーメン担担さん。知る人ぞ知る十三の有名なラーメン屋の1つです。
仕込み中にお邪魔して、なんとか1杯作ってもらおうと粘ってみるも、夕方18時からの開店時間でないと提供できないとのこと。
ラーメン担担さんの開店時間が夕方という事で、時間を持て余した八光さん、暇そうな芸人さんを呼び出そうとショートメールを送ってみる事に。
現れたのは、お笑い芸人「矢野・兵動」のツッコミ担当、矢野勝也さん。通称パイセン。
丁度暇を持て余してた様で、突然の連絡にも関わらず駆け付けてくれた様です。
お二人が向かったのは十三が発祥となっているがんこフードサービスの総本店。
ここで贅沢ランチ、ひつまぶしを堪能するお二人なのでした。
相方、兵動さんの売れっこぶりとは対照的に、いまいち仕事がない事をやさぐれる矢野さん。お笑いの世界も大変そうですね。矢野さんとはここでお別れです。
なんだかんだでラーメン担担さんの開店時間となりました。
ラーメン担担さんへ戻ってきた八光さん。さっそく名物ラーメンを頂きます。ちなみにこのお店、メニューがラーメン1種類のみなので、着席すると注文しなくても自動でラーメンが出てくるので初めての方は驚かれるんじゃないかと思います。
ラーメン屋を始めたきっかけは、空きテナントの誘いがあり、当時少なかったラーメン屋であればいけるのではないかと思い、独学でラーメンを極められたとのこと。凄いです。ちなみに当時、担担の店舗は西口側のしょんべん横丁にありました。
大病を患い体調を崩したりしつつも、なんとかかんとか営業を続けていたのですが、2014年の十三駅前、しょんべん横丁の大火災にて、ラーメン担担さんも全焼する自体に。
十三駅前の大火災は有名なニュースなので、ご存知の方も多いかもしれませんね。
この時には心身ともに疲れ果て、お店もなくなり、一度はお店の再開も諦めたそうです。
一度は無くなってしまったラーメン担担さんですが、そこは十三の人気ラーメン店、また食べたい、復活してほしいという声は大きく、銀行の融資が下りるほどのものに。お店を再開できる条件は整ったのですが、それでもまだ決断できなかったご主人の最後の背中を押したのは娘さん。
娘さんの最後の一押しで、遂にラーメン屋さんを再開する決意をされたとのこと。新しい店舗で再開するまでにはこんな裏ストーリーがあったんですね。
ちなみにラーメン屋は、イチから違う場所でやると何年か営業が大変なので、ラーメン担担さんは営業を再開させる際に、とある工夫を行ったそうです。
その工夫とは、火災にあった以前のお店と全く同じ店構えにされたとの事。
燃えた筈のお店が(燃えてない以前のままの状態で)あるやん!という錯覚を視覚的にも取り入れる事でずっと変わらずにあるお店という事をお客さんに伝えたい様ですね。僕は以前のお店は知らないのであれですが、以前のお店も知ってる人からすると、嬉しい演出なのだろうと思います!
という訳で、ラーメン担担さんの奥さん、店主を支え続ける素敵な奥さんとして「となりの人間国宝さん」に認定されておられました。おめでとうございます!
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