大阪府が独自に行われている「大阪モデル」の状況が良い事を踏まえ、これまでの自粛要請の内容が5月16日(土)0:00~更新される様です。「ウイルスとの共存」を前提とし、感染拡大の抑制と社会経済活動の再開・維持との両立を図るため、5月16日(土)~大阪の自粛状況がどのように緩和されていくのかを簡単に紹介したいと思います。
■大阪府緊急事態措置
区域
大阪府全域
期間
令和2年5月16日~令和2年5月31日迄
※国が緊急事態宣言を前倒し解除する場合は、それに合わせて期間短縮を判断。
実施内容
【大阪モデル】を踏まえ、これまでの実施内容を一部解除。
■外出自粛の要請
府民に対して「最低7割、極力8割程度の接触機会の提言」を目指して引き続き外出自粛を要請。特に次の内容を要請。
・不要不急の帰省や旅行など、府県をまたいだ移動を避ける。
・接待を伴う飲食店など、夜間の繁華街への外出を自粛する。
・「3密」を徹底的に避けると共に、感染拡大を予防する「新しい生活様式」を徹底する事。(テレワークの推進、大阪コロナ追跡システムへの登録&利用など)
■イベントの開催自粛の要請
イベント主催者に対し、規模や場所に関わらず開催の自粛を要請。
■施設の利用制限の要請等
多数の者が利用する施設の管理者等に対し、施設の使用制限等を要請
注目ポイントのみ概要をピックアップしていきたいと思います。
◆飲食店(居酒屋含む)に関しては、基本的に休止を要請しない。営業時間に関しては午前5時~午後10時での営業を要請、お酒の提供は午後9時迄。
◆社会生活を維持する上で必要な施設は基本的に休止要請は行わない。
◆キャバレー、ナイトクラブ、PUB、ダンスホール、カラオケボックス、ライブハウス、性風俗店に関しては引き続き営業の休止を要請。
◆体育館、水泳場、ボウリング場、スケート場、スポーツジム等の屋内運動施設に関しては引き続き営業の休止を要請。
◆個室ビデオ、ネカフェ、満喫、馬券売り場、麻雀店、パチンコ、ゲームセンター、テーマパーク、遊園地は床面積が1000㎡を超えている場合には引き続き営業の休止を要請。1000㎡以下の施設に関しては府が定めるガイドライン遵守を条件に休止要請を解除。
◆劇場、映画館、各種教育施設、図書館、生活必需品以外の小売りサービス業などは府が定めるガイドライン遵守を条件に休止要請を解除。
どうでしょうか。一部大型施設や夜のお店、カラオケ、ライブハウスを除いては随分緩和されている様な感じもあります。とはいえ、イベント関連の催しは原則中止や延期の措置要請となっていたり、飲食店は夜10時迄の営業縛りがあったりと、まだまだ不自由な状況も多く残されており、引き続き経済に与える影響も大きなものになる事が予想されます。
今回は暫定5月31日までの措置となっていますが、今後も良好な状況が続く様であれば、自粛内容は段階的に解除していく想定との事ですので、守るべき部分は皆さんで厳守し、それぞれが出来る事を取り組みながら少しずつでも社会経済活動が改善へ向かう様に舵が向いていくことを祈っております。
※尚、各種情報は2020年5月14日時点での大阪府の公式HPに書かれた情報をベースに展開させて頂いています。情報は日々更新されておりますので、最新の情報やより詳細な情報をお知りになりたい方は大阪府の公式HPをご確認下さい。
ほなまた!
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