新型コロナウイルスの影響で経営に重大な支障をきたしている方に向けて、大切な事業存続の為の可能性をいくつかご紹介させて頂きます。
CAMPFIRE「新型コロナウイルスサポートプログラム」
クラウドファンディングサイト大手の「CAMPFIRE(キャンプファイア)」さんで、新型コロナウイルスの影響で経営に重大な支障をきたしている事業者の方を対象とした「新型コロナウイルスサポートプログラム」を実施されている様です。
端的にいうと、やりたい事を提示して、それに対して少額から支援できるスポンサーを一般から募集しましょうという事です。今回、キャンプファイヤさんで実施される「新型コロナウイルスサポートプログラム」では、通常時のサービス利用時にかかるサービス料の一部が免除される様です。
2020年4月30日(木)AM11:59:59までにフォームからエントリーし、2020年5月29日(金)AM11:59:59までにプロジェクトページ作成後の初回申請を行い、2020年7月31日(金)までに公開したAll inおよびAll or Nothing方式のプロジェクトについては、支援金振込時に掛かるサービス手数料が通常12%→0%となり、決済手数料5%のみでクラウドファンディング実施が可能となります。
CAMPFIRE公式サイト説明より
サイトを見ている限り、同キャンペーンを利用しての支援目標金額の達成率はかなりの軒数で100%を突破しています。リターンの設定やアピール内容の検討等、考えて準備していくことも必要なのですが、これを機に新規のお客様が増えたりお店の宣伝の一環にもなるという面もあるかと思いますので、検討をしてみては如何でしょうか。
<CAMPFIRE 新型コロナウイルスサポートプログラムサイト>
日本政策金融公庫「新型コロナウイルス感染症特別貸付」
新型コロナウイルス感染症の影響により、一時的に業況悪化となっている方を対象とした「新型コロナウイルス感染症特別貸付」を取り扱っているようです。
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、一時的な業況悪化を来している方であって、次の1または2のいずれかに該当し、かつ中長期的に業況が回復し、発展することが見込まれる方
日本政策金融公庫の公式サイトご利用条件より引用
1)最近1ヵ月の売上高が前年または前々年の同期と比較して5%以上減少している方
2)業歴3ヵ月以上1年1ヵ月未満の場合は、最近1ヵ月の売上高が次のいずれかと比較して5%以上減少している方
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う設備資金および運転資金として、最大6000万までの融資が受けられるようです。この期間さえ乗り越えれば大丈夫という事業者さんであれば、お金を借りるという事に抵抗はあるかとは思うのですが、実質無利子で借りられるので、使わない分はそのまま返すのスタンスであればリスクも低いのではないかと思われます。初めての方はまず電話相談が必要との事で、かなり込み合っている様ですがこちらも是非ご検討してみては如何でしょうか。
<日本政策金融公庫 公式サイト>
経済産業省の各種支援策
こちらは支援策が盛りだくさんなので、細かい紹介は割愛させて頂きますが、事業者の皆様の資金ニーズごとに受けられる支援策をかなり細かく情報提供されています。ニーズに応える形で更新頻度もかなり高めなので、細かくチェックする事でご自身にあった支援策が見つかることもあるかと思いますので、こちらも合わせてご覧ください。
<経済産業省 新型コロナウイルス感染症関連 公式サイト>
店舗を経営される方にとっては死活問題に直結しているため、本当に毎日不安との闘いが続いているのだろうと思われます。色々な制度や支援サポート等、情報を知る事で切り開ける道筋や可能性があることを信じ、今後もこういった支援の情報は積極的に展開していければと考えていますので参考にして頂ければ幸いです。
尚、今回の記事は一部情報に関して塩谷友香/Tomoka Enya@リバ邸十三様より情報提供いただいた内容を基に作成しました。塩谷友香/Tomoka Enya@リバ邸十三様、情報のご提供ありがとうございました!
ほなまた!
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