まちづくり事業などを展開する「RETOWN」(大阪市生野区、代表取締役・松本 篤)さんが十三河川敷エリアにて2025年5月末にグランドオープンを予定していた屋台村「淀川つつみ市 ミナモ十三」の開業が、2025年10月に延期となったようです。

もともとはプレオープンを2025年4月末、グランドオープンを2025年5月末にて準備が進められていましたが、「十三船着場」の就航の目処が立たない等の影響もあり、屋台村エリアの開業もこれに準ずる形で遅れているのが実情のようです。

十三河川敷沿いの堤防沿い、道路幅が拡張されているエリアにて開業をする予定ですが、2025年5月時点では道路のみの更地状態となっています。

10月オープンに変更されたのは、大阪関西万博開業に合わせる事ができなかったので、十三の一大イベントである今年の「令和7年 第37回なにわ淀川花火大会」の開催に合わせての事なのかもしれません。逆に言えば、大阪関西万博の開催中にオープンする見込みは無くなったという事なので、それはそれで非常に残念ではあります。

「ミナモ十三」の公式HPでは、屋台村延期に関してのアナウンス等はなく、開業予定の月だけが更新されています。本件、「RETOWN」さんへ延期に関する問合せしても行いましたが、回答はいただけませんでした。

計画段階では「年間30万人の賑わい創出」を予定されていた「十三 船着場」。2024年時点では、ここからは夢洲行きの船が「3社・1日8便・月約250便」運航、この賑わいを見込んで、船着場となるエリア一帯に「十三よどガヤテラス」を併設、今回の「ミナモ十三」屋台村も含め、年間30万人の来場を目論んでいたそうですが、現時点では絵にかいた餅と言わざるを得ない状況です。

実際万博までの会場アクセスルートと期待されていた夢洲までの「十三船着場」の船ルートも、船着場こそ設置されましたが、その後就航を希望する船会社がいない等の問題で、2025年5月現在では万博までのアクセス航路が実現していないのが現状です(こちらは万博会場となる夢洲の桟橋利用料が高く、採算が合わない等の理由もあるとのこと)。

唯一となりますが、2025年5月現在の淀川河川敷十三エリアのかわまちづくりとしては、2025年4月下旬よりバーベキュー事業のサービスが開始されています。十三大橋近くでバーベキューをしたい!という場合には活用して頂ける便利なサービスとなっているのではないでしょうか。
淀川河川敷十三エリア バーベキュー
https://www.city.osaka.lg.jp/yodogawa/page/0000651431.html
という訳で、開業が5月→10月へ延期となった十三河川敷の屋台村「淀川つつみ市 ミナモ十三」さん。個人的には、屋台としては季節的に厳しいシーズンに突入していく10月にグランドオープンするとして、冬場の寒さに向けた集客への施策がないと、相当厳しいんじゃないかと思っていますが、十三エリアが更に盛り上がっていく可能性のある街づくり事業の1つとして、全力で応援したいところではありますので、十三を盛り上げていく起爆剤として、開業に向けた準備を進めていってほしいところです。
店舗名
淀川つつみ市 ミナモ十三
住所
〒532-0023
大阪府大阪市淀川区十三東1丁目14-1103【MAP】
営業時間
不明
定休日
不明
公式サイト
https://minamo-juso.com/index.html
ほなまた!
コメント
メインの万博の方が夏休み明けの宿題のように突貫だったから、十三まで人手が回らなかったんやろうなぁ
水上バス楽しみにしてただけに残念やね
カジノのオープン合わせまで延期になるんじゃないかな