阪急十三駅周辺のローカルな道路で、「ゾーン30プラス」と書かれた緑色の標識や路面表示が新たに設置、整備されていっています。道路を歩いていて「コレなんだろう?」と思われた方も多いのではないでしょうか。

今回は街の色々な場所で整備が進められている「ゾーン30」と「ゾーン30プラス」に関して、紹介してみたいと思います。
ゾーン30とは?
ゾーン30は、生活道路における歩行者や自転車の安全な通行を確保することを目的とした交通安全対策の一つです。区域(ゾーン)を定めて時速30キロの速度規制を実施するとともに、その他の安全対策を必要に応じて組み合わせ、ゾーン内におけるクルマの走行速度や通り抜けを抑制します。
交通安全対策の多くは、道路(線)や交差点(点)の問題解消等に主眼をおいて対策を行っています。
これに対してゾーン(区域)で行う対策は、幹線道路等で囲まれた住居地域全体に交通規制や安全対策を実施することで、その地域の人が、クルマからおびやかされることなく安心して生活できる区域をつくることを目的としています。

ゾーン30プラスとは?
ゾーン30プラスとは、生活道路における人優先の安全・安心な通行空間の整備の更なる推進を図るため、最高速度30キロ毎時の区域規制と、狭さくやスラローム等の物理的デバイスの適切な組合せにより交通安全の向上を図ろうとする区域のことをいい、警察と道路管理者が連携して全国的に整備を進めているものです。

警察による低速度(30km)の規制が「ゾーン30」、それに加えて、物理的な速度抑制や進入抑制対策を施しているのが「ゾーン30プラス」という認識で間違いなさそうです。

ただ、これを踏まえて「ゾーン30プラス」が告知されているエリア周辺を見渡してみて、物理デバイスがどれにあたるんだろう?というのが、正直わからない場所もチラホラありました。多分僕の認識というか、物理デバイスとなっている対象デバイスそのものの理解が追い付いていないだけで、実際には対象となっている抑制物があるんだろうと思います…。

阪急十三駅周辺でもどんどん整備が進められているこちらの「ゾーン30」、「ゾーン30プラス」、街を歩いていて見かけた際には是非気にかけてみて頂けばと思います!「ゾーン30プラス」だった時には、実際に何かしらの進入抑制対策や速度抑制対策の物理的デバイスも設置されている筈なので、その対象を探したりしてみると、面白い&理解が深まるので、是非チェックしてみてくださいね!そしてこのエリアを車やバイクで走る場合には、30kmの速度制限を厳守して通過する様にご注意くださいませ!

ほなまた!
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